秋も随分深まってきましたね。
朝晩は本当に寒く暖房も必要になってきました。

信州の秋は果物が美味しい時です。
葡萄の季節から今はりんご 柿の季節です。
たわわに実った柿が収穫してくれるのを待っているようですね。

　

　実りの秋を迎えています。
果物も野菜もお米も食欲の秋ですね。

大きな機械があっという間にしっかり実った稲を刈り上げていきます。
今は刈り取りと同時に籾なって乾燥も機械で行い直ぐに出荷できてしまう便利な
時代です。
その中でこんな景色が目にとまりました。
昔ながらの天日乾しです。刈り取った稲の束を櫨にかけ太陽の陽を燦燦と浴び
じっくりと手間と時間をかけて乾燥させていくのです。
そのお米 一味違う美味しさです。

　九月になったとたん稲穂が傾き空に舞うとんぼの数が増えてきました。
9月は風の向き月の向き雲の形も自然の移ろいをしっかり感じとれる時期です。

9月7日は白露　日中はまだまだ暑い日が続いていますが朝晩は肌寒いこの頃です。
季節はしっかり秋ですね。

　「処暑が過ぎたのに残暑が厳しいですね」「毎日暑いですね」
この頃の挨拶です。
この厳しい暑さの中で毅然と咲き続けている花があります。
百日紅です。「さるすべり」「ひゃくじっこう」とも言うそうですが
七月から八月九月と百日近く咲くからこの名前がついたのでしょうね。
幹はつるつるしていて猿でも滑ってしまいそう　さるすべり　と言われるのにも頷けます。
暑さが苦手な私はピンクの花を見るたび凄いなと感心してしまいます。

　

　気がつくともう立秋も過ぎていました。
この頃の風がなんとなく北からの涼しげな風に変わってきていますね。
暑い々と言いながらももう秋なのですね。
ススキの穂も風になびき稲穂も随分伸びてきました。
一日一日秋の景色に変わってきましたね。

　雨に似合う花と言えば紫陽花でしょうか
今綺麗に咲いていますね。沢山の種類があってびっくりです。

梅雨はじめじめとして暗くなりがちですが　草木を育て作物を育て
大地に潤いを与える大切な時期です。

若葉は雨に打たれて青葉になり　紫陽花は雨に濡れながら色が
変わっていくのですね。
　

　今年も可愛い燕の雛が覗いていました。
親燕が一生懸命餌を運んで来るのをじっと待っている姿は本当に
可愛いですね。
　一度巣を作ると毎年同じところにやってくるそうです。
お掃除は大変ですが　今年も元気に雛が巣立っていくと思うと楽しみですね。

　今年は少し気温が低かったせいでしょうか田植えが漸く終わりになってきました。
小さな苗が元気いっぱいに揺れています。
今年もこの季節がきたのだと田植えの終わった景色を眺めなんとなくほっとしました。

日も暮れ始めるとやはり蛙の歌が聞こえてきます。
歌と言うより合唱でしょうか。それともお話なんでしょうか。
でも聞いていると楽しいですよ。

　雪解けのアルプスがとても綺麗に映ってとてもよい季節ですね。

4月の俳句賞が決まりました。

それでは「月間賞はこちらから」ご覧ください。

5月の投句もお待ちしております

　五月の風に乗って若葉が芽吹き始めました。
近くの山に目を移すと山桜も満開にまさに山笑う季節ですね。

春色から夏の色に変わる時でもあります。
爽やかな風が季節を変えていくのでしょうか
自然の移ろいに感動する毎日です。