北風が落ち葉を翻す時期になってきました。

5月の初め綺麗に咲いていたりんごの花
今　真っ赤に実って収穫の最盛期です。
手間と愛情をいっぱいかけて育てて頂いたりんごは美味しそうな顔をして
お店に並んでいます。

きっと鳥たちも知っていてちょっと味見しているでしょうね。

　

これはいつの季節なのでしょうなんて思う庭先です。

手前のﾌﾞﾙｰは露草　後ろは黄色の小菊
初夏と晩秋の花が一緒に咲いて綺麗なコントラストです。

11月になっても暖かな陽気で露草が思わず咲いてしまったという感じです。
そういえば土手のタンポポも可愛く咲いていました。

　

　もう11月です。
今頃の風はどんな香りを乗せて来るのでしょうか。
実りの香りそれとも綺麗に色付いた錦の香り？

季節の風を友に色々な香りが旅をしているなんて思いませんか。
大きく深呼吸してみたらきっとそんな気持ちになりますよ。



　

　菊之湯の前の道を歩く人たちが立ち止まったり振り返りながら
目にとめてくれる菊の花　今年も玄関先に並びました。
黄色に薄紫　白にオレンジの大輪の花が足並みをそろえました。
毎年恒例の景色です。

まわりの庭にも小道にも小菊や野菊沢山咲いています。
今は菊の最前線といった感じでしょうか。

そろそろ秋も末に近づいてきました。

　どこからとなく風にのっていい香りが漂ってきます。
見まわしてみるとありました。金木犀の花です。
小さな可愛いオレンジの花が枝いっぱいに咲いていました。

またこの季節がやって来たのだと気づかせてくれる香りです。

寒露も過ぎて秋も少しずつ深まっていくのですね。

　実るほど頭を垂れる稲穂かな・・・
秋の気配が漂い稲穂も綺麗な黄金色に輝いてきました。

毎日少しずつ成長する稲田をみながら季節の移り変わりを感じてきました。
今年ももう収穫が近づいてきたことはまたひとつの節目を迎えるという事
ですね。

　先日からの雨ですっかり秋めいてきました。

処暑も過ぎ涼風にススキの穂が揺れ　
夜になると窓の外から虫の音が心地よいですね。

台風の時期になると夏も終わりになると聞いたことがあります。

曇り空の中で夏を惜しむように蝉が鳴いていました。

　菊之湯の玄関で蓮の花が咲いています。
毎年恒例の夏の景色です。

この大きな瓶の蓮の下で可愛いいメダカが沢山泳いでいます。
暑い中ボウフラが湧かないようにメダカが頑張ってくれているのです。

陽が照りつく暑い日は小さな蜂がこの瓶に水を飲みに来ます。
まわりの花々の蜜を吸って瓶の淵で一休みってとこでしょうか。

このひとつの瓶の中でも自然の生き物が仲良く共存しているのですね。

　梅雨も明けて朝から厳しい日射しが容赦なく照りつけてきます。
今年は少し早い梅雨明けですか。

こんな時は打ち水をしたり　風鈴を窓の外に吊るしてみたりしたら
なんだか涼しい気持ちになってきます。
緑のカーテンも大きくなり始めています。

文明の利器だけに頼らず少し昔に戻ってみたらなんだか風流なんて言葉が
うかんできました。

今の季節姫沙羅の花が可愛く咲いています。
咲いても直ぐに散ってしまうため夏椿とも言うそうです。

平家物語の最初に「祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色・・」とありますが　この沙羅の花のことを言っているのでしょうか

木の下には今日も咲き終わった白い花が沢山落ちていました。
何か儚い感じがしますが綺麗な花ですよ。