「重要文化財 旧開智学校」と長野県宝に指定された「松本市 旧司祭館」があります。
近くには明治創業の信州銘菓「開運堂」のお茶席もありますので
松本の明治時代の歴史をご堪能いただけます。
明治期の小学校の様子そのままの建物には、江戸から現代までの教育資料など展示されています。
細部までこだわって作られた意匠をじっくりとご覧ください。
フランス人で松本カトリック教会の神父・クレマンが、自分の住居として自ら設計しました。
当時の家具もそのまま。明治期にいるような不思議な世界を体感してみてください。
大きな窓に栄えるお庭は、季節感溢れる可愛らしい和菓子とともにご鑑賞ください。
静かな空間でゆったりと流れる時間と季節を感じていただけます。
重要文化財 旧開智学校
営業時間 08:30〜16:30(閉館 17:00)/ 年末年始休・3月〜11月は第3月曜日定休(祝日の場合は翌日休)・12月〜2月は毎週月曜日定休(祝日の場合は翌日休)/ TEL.0263-32-5725 / 長野県松本市開智2−4−12
明治6年(1873)筑摩県学(ちくまけんがく)を改め、学制による小学校「第二大学区第一番小学開智学校」として開校。構造は木造で桟瓦葺、寄棟2階建土蔵造りで和風と洋風の入り混じった擬洋風建築の代表的なものといわれています。昭和36年には国の重要文化財に指定。教育博物館として江戸から現在までの各種教育資料が展示されています。
長野県宝 松本市 旧司祭館 | 営業時間 08:30〜16:30(閉館 17:00)/ 年末年始休・月曜日定休(祝日の場合は翌日休・3月から11月は無休)/ TEL.0263-32-5725(重要文化財旧開智学校管理事務所) / 長野県松本市開智2-6-24
明治22年(1889)にフランスのクレマン神父によって建築された、今では珍しい純西洋館です。外壁の下見板張りは遠くアメリカ開拓時代の船大工の技法を残す「アーリー・アメリカン様式」の特徴を備えた貴重な物。また司祭館は、セフラン神父が明治34年から27年の歳月を費やし、日本で初の[日仏辞典]を編纂した場所です。平成6年の松本市重要文化財を経て、平成17年に長野県宝に指定されました。
開運堂 松風庵 | 営業時間 10:00〜17:00(お茶席は16:30)/ 火曜日定休(祝日の場合は翌日休)/ TEL.0263-32-1985 / 長野県松本市開智2-3-30
創業100周年記念に建てられた、お茶席と和菓子の店。和菓子の理想的環境の一つの提案として創造されました。季節を演ずる手作り和菓子と一服のお茶、雑踏から離れた心やすらぐ一時をお過ごしください。