当時松本を代表する民芸研究家「丸山太郎」氏や染色工芸家「三代澤本寿」氏など
菊之湯の古民家の趣き溢れる雰囲気を喜んで、よく足を運んでくださいました。
芸術家たちとの交流で自然と増えていった工芸品をご紹介します。
菊之湯の古民家の趣き溢れる雰囲気を喜んで、よく足を運んでくださいました。
芸術家たちとの交流で自然と増えていった工芸品をご紹介します。
お客様をお出迎えする暖簾は、菅原 匠先生に染めていただきました。
深く美しい藍染がもたらす風情が、古民家に良く馴染みます。
深く美しい藍染がもたらす風情が、古民家に良く馴染みます。
柚木沙弥郎先生に染めていただいた猫のタペストリー。
独特のタッチで、どこかユーモラスな一品です。
独特のタッチで、どこかユーモラスな一品です。
蝶の精が描かれたドイツ製アンティークオルゴール。
3枚のディスクから奏でられるふくよかな音色は、約130年の時を超え古民家に響きわたります。
3枚のディスクから奏でられるふくよかな音色は、約130年の時を超え古民家に響きわたります。
「麗子像」などで有名な岸田劉生先生の作品「童女微笑」。
岸田劉生は娘「麗子」を5歳から16歳頃に渡って描き、多くの作品を残しています。
岸田劉生は娘「麗子」を5歳から16歳頃に渡って描き、多くの作品を残しています。
三代澤 本寿先生が染色で作られた「富士山」。
藍色が館内とよく馴染む一品となっています。
藍色が館内とよく馴染む一品となっています。
猫の自由さを愛し、猫が猫らしく生きれるように、ともに暮らした熊谷守一先生の「猫」。
晩年30年間はほとんど自宅から出ることなく、15坪の庭に生きる虫や植物、小動物など、
小さな命の輝きを表現し続けたという「画壇の仙人」です。
晩年30年間はほとんど自宅から出ることなく、15坪の庭に生きる虫や植物、小動物など、
小さな命の輝きを表現し続けたという「画壇の仙人」です。
穏やかな表情を浮かべる「美人俑」。中国は唐時代、死者とともに埋葬した人形です。
台湾、京都、東京の美術館で見て気になっていて、精通している知人に
本物を買い付けてきてもらった一品です。
台湾、京都、東京の美術館で見て気になっていて、精通している知人に
本物を買い付けてきてもらった一品です。
浅間温泉 菊之湯の当主の蔵に眠っていた屏風。
繊細さと大胆さが同居する筆運びは、圧倒的な存在感で美しく感じられます。
繊細さと大胆さが同居する筆運びは、圧倒的な存在感で美しく感じられます。
かつて「漫画家の絵本の会」の常宿としてご利用いただきました。
想い出の菊風呂とのエピソードを交え、多田ヒロシ先生が漫画に描きおろしてくださいました。
菊風呂の脱衣所にてご覧いただけますので、ゆっくりお楽しみください。
想い出の菊風呂とのエピソードを交え、多田ヒロシ先生が漫画に描きおろしてくださいました。
菊風呂の脱衣所にてご覧いただけますので、ゆっくりお楽しみください。
三代澤本寿 miyosawa motoju
長野県松本市生まれ。図案考案〜型紙彫り〜染めにいたる総ての工程を一人で担う型絵染の技法を主に用いて様々な染色作品を制作していました。菊之湯でもいくつかの染め物を作っていただいた、縁の深い染色工芸家です。
柚木沙弥郎 yunoki samiro
画家の家に生まれる。柳宗悦が提唱する「民藝」との出会いを機に、芹沢銈介の型染めカレンダーに魅せられ弟子入り。菊之湯は、三代澤本寿先生からの紹介でご縁があり、オリジナルでタペストリーなど作っていただきました。
漫画家の絵本の会
「漫画家の絵本の会」の常宿として、1979年3月よりご利用いただいていました。2008年に多田ヒロシ先生によって描かれた絵を、想い出の菊風呂に飾っています。メンバー:やなせたかし、おおば比呂司、佐川美代太郎、馬場のぼる、長新太、手塚治虫、柳原良平、前川かずお、永島慎二、東君平、多田ヒロシ(11名)